Carvin V3
Repair of the Day
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Carvin V3
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レクチっぽい歪みで3CH使える安くて便利なアンプ。
でも如何せんヘタリが早いような・・・
真空管チェック
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以前より音量が小さくなったような、という事でお預かりしました。
先ずは真空管を全て計測します。
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プリ管はとにかくヘタリが早いようです。
1番管は特に。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3560.jpg)
4本一遍にバランスみてみます。
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今回は1本は切れていて、そのまま使用した為か3本の数値バランスが大きく離れていました。
真空管交換
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今回交換するのはGroove TubeのEL34管
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3564.jpg)
と思いきや、裏側はエレハモの刻印が。
今や真空管生産で最大大手のエレハモ社。
今回の戦争が始まった頃は、真空管がロシアからの禁輸品目になっていた為、全く入手が出来なくなっていました。
現在は少しづつ入手出来る型番が増えていますが、廃版になったものや、以前より3倍位価格の上がった物も。全般的に2倍位値段が上がっています。
計測
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測定器が無ければ調べようがないので信じるしかありません。
お店で交換用の真空管を扱っている為、毎回入手時には1品目につき12本単位以上で仕入れています。
到着後全てマッチ具合を測定するのですが、中には全く合っていない事も。
反対に仕入れ先によっては、必ず合っている店も。
うちでも毎回計測して、完全にマッチングの取れたものをセレクト。
交換、バイアス測定
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このアンプはEL34と5881/6L6を選択可能。
EL34にセットしてバイアス値をチェックしました。
![](https://spreadsound.com/repair/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3568.jpg)
まだまだ真空管の流通が不安定ですが、今年分位の在庫はストックしています。
来年こそは以前の価格に戻って入手も楽になればいいけど・・・
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。
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