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Fernandes 布袋モデル TE-340HT – すり合わせ + G柄 再塗装

サウンドハウス

Repair of the Day

Fernandes 布袋モデル TE-340HT

Fernandes TE-340HT

Fernandesより1992年に、プロモデルとして発売されたTE-340HT。

サスティナーが18V仕様でピックアップ、ボディ材、などはプロ仕様。

同モデルのリペアが重なってます。

店内に布袋モデルがずらり

フレットすり合わせ

フレットですが、全体的にかなりすり減っていました。

ネックジグにてすり合わせを行います。

ネックジグ

ネックジグ(旧型)にてすり合わせ

布袋モデルのようにネック角のついているギター(GIBSON系は特に)は、弦を張っている時と張っていない時とで、ネックのテンションが大きく変わります。

ネックジグを使わないですり合わせをする事も可能ですが、より追い込んで微妙な誤差を無くす為、ネックジグを使ってすり合わせを行っています。

写真のように弦を張ったまま台にセットし、チューニングが合った状態のネックの位置をメモリします。

すり合わせ

弦を外しメモリゲージにセットした値までネックにテンションを掛けて、弦を張っている時と同じ状態にします。

その状態でフレット上を研磨すれば、ガタツキの無いストレートな状態を作れます。

ストレートブロックにて均一にフレットの段差が無くなりました。

但し、このままではフレットが平になってしまうのでアール、ラウンド状に丸めていきます。

フレットクラウン

フレットの頭は、このような専用ヤスリで丸めていきます。

平だった面がラウンド状になりました。

番手を上げて磨き上げます。

この後バフ掛けしてピカピカにします。

塗装はがれ

布袋モデルに限らず、ポリ塗装によくある塗装割れ、欠け、陥没、窪み。

ピッキングなどで割れや欠けが出てきた場所から広がってしまうケース。

違うカラーが重なっている場合、経年で染みや割れが出来るケース、などなど。

かなり日焼けをしているので色合わせも大変です。

今回はG柄を再塗装する事に致しました。

G柄デザイン

布袋さんのモデルを強烈に印象づけているこのデザイン。

ファンの方はみなギタリズムのGになぞらえ G柄 と呼んでいます。

手書き調で塗装されたものから、角丸なデザインのものまで色々な種類がありますが、今回は少し不規則な手書き風デザイン。

プロッターでシートデザインを起こして出力。

G柄 再塗装

先ずは真っ白を吹いて

シンナーに強いカッティングシートを張って

その上から黒を吹き

シートを剥がすと、ジャーン

G柄の完成。

この後クリアを重ねます。

ちなみに全ての塗装は、高校生スタッフのさくら🌸が行っています。

何十回も試作品を重ねて、かなり慣れてきたみたいです。

塗装の様子をshort動画にまとめてみました。

クリア、バフ掛け

クリアを吹いてこれから研磨します。

かなりクリアを重ねたグロス仕上げ。

新品の状態に戻りました。

最終調整、完了

POTやジャックを交換し、18Vサスティナー部も少し調整。

フレットもバフ掛けしたのでピカピカです。

トレモロのスタッドも交換しました。

このサスティナーモデルはトレモロブリッジ仕様なのですが、なぜかスタッドが六角。

これが回しているとすぐダメになってしまいます。

結構アームアップできるようにセッティングしました。

塗装はウレタン仕上げです。

今入っているお客さんの布袋モデルは、多少日焼けしたG柄。

こちらも再塗装していく予定です。

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