沖縄県北谷町にてギター アンプ AMP修理 ワウ 改造・修理・リペア・モディファイ 中古楽器 オーダーケーブル ギターシールド パッチケーブル スピーカーケーブル Amp Guitar Repair Okinawa 沖縄

08月18日 – GIBSON 1967 ES-345 “G-Man” Special – 塗装 リフィニッシュ

Guitar Repair of the Day

IMG_2049.jpg

GIBSON 1967 ES-345 “G-Man” Special

IMG_2050.jpg

67年製のES-345。ここまでに沢山の人の手に渡り塗装のリフィニッシュもされてきたようで、お預かりした時点では写真のようなチェリーのようなオレンジのようなカラーでした。

IMG_2051.jpg

IMG_2052.jpg

IMG_2053.jpg

IMG_2054.jpg

元々はビグスビーがついていたようで、ストップテイルピースに後から変更したようです。

ローターリースイッチの跡も残っていますね。

IMG_2055.jpg

IMG_2056.jpg

左のカッタウェイ近辺は何故かボコボコしています。

IMG_2058.jpg

元の塗装を剥がしていくと、何度も何度も 剥がし-塗装 の工程を重ねたようで、TOP板、バインディング、バックが薄く減っていました。

IMG_2059.jpg

今回のリフィニッシュに合わせパテ埋めして元のシェイプに近づけました。

IMG_2057_20170817200846978.jpg

インレイは少し形が違く位置もずれていたので新しくパールを埋めなおしました。

IMG_2060.jpg

ヘッドストック側も、何度も何度もクラウンインレイを弄ったような跡が。

最終的には塗装にてクラウンインレイが仕上げてあったので、こちらもパールを削り出し改めて埋めなおし。
同時にインレイの位置も、少し上にずらしました。

オーナーの方の要望は、レリックでは無くオールド風な色合いのブラックへ再塗装。

マスキングをしてから塗装に入ります。

IMG_2061.jpg

IMG_2062.jpg

IMG_2063.jpg

インレイデザインは60年代当時の形、位置に仕上げました。
i アイの丸の位置も元通りに。

IMG_2064.jpg

この後、ラッカートップに着色を混ぜて、最終的な焼けの色を確認。

IMG_2065.jpg

IMG_2066.jpg

ボディ側もブラックへ。

IMG_2067.jpg

IMG_2068.jpg

バインディングのマスキングを外し、スクレーパーにて微調整。

こちらもアンバーで着色します。

IMG_2069.jpg

IMG_2070.jpg

IMG_2071.jpg

IMG_2072.jpg
IMG_2073_201708172011298b3.jpg
IMG_2074.jpg

IMG_2075.jpg

オーナーと何度も確認しながら最終調整しようやく完成。

最終的に仕上げはバフを掛けないで、少しだけつや消しを入れてトップを吹きました。

少し使い込んだような質感が、ギラギラした新品感が無くいい感じです。

かなり長いこと掛かってしまいましたが、とても気に入って頂けたようです。

IMG_2076.jpg

IMG_2077.jpg

塗装、塗り直しをお考えの方はどんどんご相談下さい。

ラッカー、ポリ、エナメル、シェラック、顔料・染料などによる調色、
レジンを使った仕上げ、ファブリック埋め込み、蛍光、ラメ、などなど。

かなりマニアックな塗装も可能です。

塗装のご相談は こちら まで!!


NO IMAGE

SPREAD SOUND スプレッドサウンド

PU交換、フレット ナット交換、塗装、アンプ修理、オーバーホール、真空管交換 、ケーブル製作 ギターシールド パッチケーブル 、オーディオ スピーカー ケーブルオーダー 、ワウ 改造・修理・リペア・モディファイ、音響機器修理、楽器委託販売しております!!

CTR IMG