Guitar Repair of the Day
GRECO ZEMAITIS GZ3500 MF
グレコ・ゼマイティス GZ3500 メタルフロント。
がっしり丁寧に作られている1本でした。
最近のプリントっぽいエッチングでなく、堀も深いです。
ピックアップカバーのメッキが剥がれ下地が剥き出しになっています。
ピックアップはディマジオ製。
フロントとバランスを取る為新品のカバーを少しレリックし違和感無いようにマッチさせました。
ゼマイティスはポットのコントロールに300Kを使っている仕様が多いです。
今回はタップスイッチは残したまま500Kへ変更します。
ポットはCTS製。
コンデンサーはJupiter Red
各ポット間もワイヤリングして、ジャックも交換。
続いてナット。
全体的に溝が低くなっていてビビりが大きいです。
牛骨ナットに交換します。
スロットにぴったり合わせ
弦の溝を掘っていきます。
今回はオールドゼマイティス風にスキャロップ仕様にしました。
アコースティック音では幾分、音の分離が良くなったように感じます。
見た目は良い感じ。
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