Guitar Repair of the Day

EDWARDS LP Type

エドワーズのレスポールタイプの修理依頼。

ナットの交換と、インレイが変形して浮いてきてしまった事例です。

手のひらサイズのアイロンでインレイ部を温めながら丁寧に剥がして、変形したインレイを温めてストレートに矯正し接着し直しました。

温めて接着が剥がれてきたらスクレーパーを入れてゆっくり剥がします。

浮きが激しいインレイは簡単に剥がれましたが、一部が変形している物は、これ以上曲がったり折れないように丁寧に剥がしていきます。

全部のインレイを取り除きました。

外したブロックインレイを、ミニアイロンでスチーム状態に。

インレイ溝も綺麗に整地します。

インレイは軽く研磨し、形を整えます。

インレイをプレスする際に、インレイに均等に力がかかるように、インレイより数ミリ小さいサイズにて木片を作りました。

指板にインレイを接着剤にて固着し、木片を上に置きクランプします。


指板とインレイの段差をスクレーパーで削り取ります。
指板は削らないように、インレイのみ削ります。

指板にオイルを塗って完了。

続いてナット。
漂白牛骨にて製作します。

ナットの溝のサイズに合わせ切り出し、完全に隙間が無いようにセットします。

ある程度の形まで成型し

弦の溝を掘っていきます。

写真にすると僅か数枚ですが、20種類以上のヤスリを使い、ルーペなどでも確認しながら、ビビりが無く、弦振動が大きくなるよう、ナットを仕上げます。

成型完了後、コンパウンドをかけて完了。

きちんと作られた(掘られた)ナットは、ギターの鳴りが見違えるほど変わります。
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