Taylor 210e
Guitar Repair of the Day
Taylor 210e – Top Body Belly Repair
テイラーの210e。
全体的に綺麗です。
ボディトップ膨らみ
とっても鳴りも良く乾いたサウンドなのですが、購入してから段々とトップが膨らんできて弦高が物凄く高くなっていました。
ブリッジ付近が膨らんでいるのでボディサイドとの隙間がかなりあります。
ブリッジの端も少し浮いてきていますね。
クランプ/スチーム処理
今回は内部に蒸気を吹き付けてみました。
カプチーノなどを作る際に泡立てるスチームを長いノズルでボディ内に吹き付け湿らせます。
そのままボディ上下に添え木をかましクランプ。
これを数回繰り返し長めに固着させると、なんとここまで歪みが無くなります!!
(全てのギターで成功するわけではありません・・・)
ネック調整
ネックは現在少し順反り気味。
トラスロッドを調整し出来る限り真っすぐに。
これでなんと、弦高は2mmを切るまでに!!
驚きです。
沖縄での湿度管理は大変ですが、一定な状態をキープしてみて下さい。
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