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09月24日 – Godin ACS – ラッカー溶け オーバーコート

Guitar Repair of the Day

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Godin ACS

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今に始まったわけではないのですが、楽器業界がマーケティングの為に様々な言葉を独り歩きさせて商品価値を高めているのはご承知の通り。

とあるモデルのギターの謳い文句に
”フラッシュコートラッカー”
という表記を見たことがあります。

どのサイトの説明も代理店からのプレスリリースそのまんまの表記で
「シーラーから着色、トップコートまでオールニトロセルロースラッカーフィニッシュされており・・・」
という説明でした。

フラッシュコートとは通常のトップコートされた塗装面に新たにトップを重ねる際に、元の塗装面をシンナーで溶かし新たに重なるラッカーと混ざりやすくしながら塗り重ねる塗装方法です。

ヴィンテージのギターの塗装を補修する時によく使う方法ですね。

全てラッカーで仕上げられた塗装方法がフラッシュコートラッカーであるかの印象ですが、実際には薄く重ねたラッカー塗装の事です。

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今回のギターは、ハードケースに長期保存していたらラッカーが溶けだしてネック裏がベタベタになってしまったケース…

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何もしないでラッカーが溶けた、だけではないようで、ハードケース内の毛のような素材(ナイロンっぽい)と合わさって、ベタベタに溶けてきたのだと思います。

毛のついたギタースタンドなども同様の症状になりますね。

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一旦水研ぎ研磨してベタベタが無くなるまで整えます。

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今回は先ほどご説明した、フラッシュコートラッカー という技法で塗装しました。

一番最初に必ず、フラッシュコートのラッカーを吹き付けます。

通常のラッカーの1/10程度の量とシンナー、リターダーを混ぜたものを吹き付け、乾燥を遅くしながら、元のラッカーを溶けて混ざり合うのを待ちます。

通常のラッカー塗装の場合、最後のトップコート(クリア)の回数は、通常8層から10層重ねます。

最後のバフ掛けで削れるのを想定しての厚みです。

薄く仕上げるには毎回のスプレーの際のラッカー純度をシンナーを多めにする事で(シンナーは揮発して抜けるので)薄いラッカーのみが毎層残る事で、薄く重ねる事が出来ます。

この為最後のバフ掛は無いようです。

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今回もバフ掛け出来ないほど薄い仕上げなので、4回ほど重ねた後、最後の数回は艶消しにするためフラット仕上げにしました。

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一切の跡も無く、スベスベの手触りになりました。

ギター ベース エフェクター等の 再塗装、リフィニッシュ、タッチアップ、補修などは 是非ご相談下さい。

メールの方は こちら から

宜しくお願いいたします。




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