Repair of the Day
Roland SPACE ECHO RE-150
ローランドのテープエコー RE-150。
リペアの仕事をしていると懐かしい機材やギターに出会う事もしばしば。
中学生の頃正月明け、渋谷のイケベのセールに徹夜で並んで、お年玉で何か一点中古品を買おうと思って出会ったのがテープエコー。
全然買うつもりは無かったんだけど、試奏をしていた店員さんの音に惹かれて買ってしまいました。
それから何度もテープを交換しヘッドを取り換えたりとメンテナンスをしながら使っていたのですが、当時はうまく直せずに手放してしまいました…
いまなら直せるのに^^
そんな馴染みのある機材の修理。
テープエコーとは、弾いた音をテープに録音して時間をずらして再生する事でリピート音を出す事が出来るディレイ(エコー)マシーンです。
テープを回すスピードを変える事で、リピートのタイムを調整出来るアナログなディレイ。
これがヘッド部。
一番右が録音された音を消去するヘッド。
その隣が録音するヘッド。
左側が録音された音を再生するヘッド。
何度も何度もこのヘッドをテープが行き来するので汚れてきます。
先ずはここをクリーニング。
電源部、モーター部、入出力部、等々チェックしていきます。
入出力部のジャックがかなりガリがあるので交換。
ポットのクリーニングと電解コンデンサーを交換。
メンテ完了後ギターを繋いでチェック。このバッファー感、アナログの暖かい音色。
また欲しくなってしまいました。
エフェクターや各種機材の修理、メンテナンス 等は 是非ご相談下さい。
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