Guitar Repair of the Day
ESP Viper
ESP製のヴァイパー。
アッシュボディ、メイプル指板の仕様は珍しいですね。
サウンドはちょっとアタッキーな感じ。
でも少しだけ無音時のノイズが目立つ為ドータイトにてノイズ処理を行いました。
処理前のキャビティ内。
とても綺麗に配線させています。
一旦パーツを外します。
ピックアップキャビティもドータイト処理をします。
マスキングを施し
ドータイト塗料を重ね塗り。
全ての面で導通があるように均一に塗ります。
さて、ドータイト塗料を乾かす間にピックガードを製作します。
純正のミラー仕様のピックガードからアクリル仕様のピックガードへ。
バンドソーで大まかなサイズに切り取ってから
MDFで型を作ってワンオフで製作します。
写真奥から
元のピックガード
外周を切り出したアクリル
元のピックガードと同じ型のMDF
アクリルをMDFの型にセットしてトリマーテーブルでカットしていきます。
ドータイト塗料が乾いたので、各キャビティにアース線を落とします。
それらをメインのキャビティ内へ1点アースで落とします。
パーツを戻して抵抗値を確認。
これで大分ノイズが目立たなくなると思います。
次にナット製作。
牛骨を削り出して成形します。
隙間無くスロットに収まるように加工。
溝を切り傾斜をつけてコンパウンドで仕上げて完了。
アクリルで製作したピックガードはこんな感じに仕上がりました。
ミラーより自己主張が無くなってスッキリと収まっていますね。
スケールが少し長い事でボディの鳴りがかなり変わりますね。
ピックガードの製作、ノイズ処理、修理、メンテナンス 等は 是非ご相談下さい。
メールの方は こちら から
電話番号：098-923-0743
