Martin DCX1E
Repair of the Day

Martin DCX1E – Replace Preamp

マーチンのカッタウェイのついたアコースティックギター DCX1E。

ヘッドのロゴに縁取りが無いタイプですね。
ドレッドノートスタイルですが小さく感じます。
Fishmanプリアンプ

ピエゾPUとプリアンプが搭載されているのですが、プリアンプの不調で音が出ませんでした。

似たタイプのFishmanのプリアンプがあったので交換しました。

全く同じサイズなのでぴったりだと思いましたが、ボディの形状に合わせてアールがついており、少し形状が違いました。
外側のフレームのみ元の物を生かし、中身を入れ替えました。
ブレーシング

少し弦高が高く弾きにくそう。
ブレイシング?

続いて内部、やはりブレーシングが浮いていました。
まだ端っこだけだったので軽傷です。

合計2か所、ジャッキで固定します。

上部から板を当ててクランプ。
長時間行えば膨らみは大分取れるのですが、今回は1週間行い少しだけ下がりました。
弦交換、全体調整

トラスロッド調整、指板クリーニングを行い完了。

ブレーシングの浮きは早めに気が付いたのでまだ軽かったです。
・ネックが反ってきた
・ボディ下部が膨らんできた
・ブレーシングが浮いてきた
・ブレーシングが完全に外れてしまっている
このように進行して行くことが多いです。
少し弦高が上がって来たなと思ったらサインです。
お早めにご相談下さい。
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