Guitar Repair of the Day
Takamine TDP012 SAS プリアンプ交換
真空管プリアンプを内蔵したタカミネのアコギです。
プリアンプの電源が入らなく作動しない為交換致しました。
今回は真空管タイプではなくチューナー内蔵の普通のタイプ。
同時にフレット研磨を含めた全体調整も行いました。
ローフレットはかなり弦の跡がついていました。
一つ一つ高さを合わせながら研磨。
錆びや油や手垢などが付着して固まり、結晶のように固着したフレット。
長い事拭いていない場合、よくある状態です。
このようなフレットではサスティンが無くなり、ピッチも不安定になります。
下の写真は、左が研磨後、右が研磨前。
トラスロッドを調整しフレット研磨で高さを合わせ、サドルとナットを調整し完了。
どこかの周波数帯域が出過ぎてるわけでも無く、バランスのよいザクッとした印象のサウンド。