Ovation 1613 Classic
Repair of the Day

Ovation 1613


FETプリアンプ

これで無いと出ないサウンドがあります。
今回は久しぶりに引っ張り出して来たら音が出ない、という依頼。
電池チェック

当時のオベーションの電池ボックスはこの辺りのボディに固定されています。

こんな感じの形状。

「電池は変えましたか?」
・・・

電池で動いているのを忘れてしまう方は意外と多いと思います。
後で説明しますが、プラグを刺した時だけ電池がオンになるので、使用環境によってはかなり長い事電池が持つ事も。

新品に交換して無事音が出ました。
ジャック ガリ

少し動かすだけでガリが出ます。

ジャックを交換するのに便利なロングプラグを刺してジャックを抜きます。
といってもステレオ仕様なので、もう片方は固定出来ず。
これは戻すの大変です。

モノラルに刺した時は通常の出力。
ステレオで繋いだ時は、1~3弦と4~6弦を別々に出力出来ます。
ナイロン弦側のCHにリバーブ多めで、巻き弦のCHはカリッと芯を出す設定にしたり、と色んなバリエーションが出来ます。


はめるの大変でした。
これでガリともさようなら。
全体調整



ピカピカになりました。
弦交換、ネック調整

少し順反りでした。

通常のクラッシックギターはトラスロッドが入っていませんが、オベーションなのでアコギ感覚。



手垢や油が落ちて元の艶が戻りました。
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