Repair of the Day
Barber Electronics Deep Fryer
ベース用のオーバードライブ・プリアンプ ディープフライヤー。
各POTのガリが酷かったので全て交換しました。
POTとはPotentiometersの略で可変抵抗器の事です。
POTは使う頻度にもよりますが必ず劣化します(ガリがでます)。
接点復活剤などでの応急処置も可能ですが、すり減ったカーボンが戻るわけではないので、いずれまたガリが出るでしょう。
ガリが気になりだしたら新品に交換する事をお勧めします。
今回の場合は、比較的製造年の新しい日本製のPOTが乗っていて、直ぐに代替品・同等品の在庫が見つかりました。
現在発売しているPOTの場合、同じメーカー、同等品であれば交換によってのサウンド変化はほぼ無いと思います。
60年代や70年代の海外製のPOTで、ガリはないけどトルクが緩くなってきた場合や、他のPOTに変えると音が変わってしまう場合などは、超音波洗浄機などでクリーニング後、中を分解しゴミを除去し、シリコンを塗布する形での分解クリーニングも可能です。
ガリ、音切れ、可変が変わってきた、など修理交換を希望の場合はお問い合わせ下さい。