Repair of the Day
Fender ’63 Tube Reverb Unit
これでないと出せない特徴あるスプリングリバーブ。
ベンチャーズやロカビリーサウンドには無くてはならないリバーブですね。
リペア内容は、タンク内のスプリングを押さえてあったウレタンがボロボロに朽ちてしまい、
スプリングにベッタリとくっ付いて残響音が鳴らなくなっていました。
基板と抵抗にサビがある部分があったので、念のため抵抗を交換。
問題のリバーブタンク内。
海外のフォーラムで聞いてみると、このウレタンは出荷時までのスプリング保護の為で
販売時には取り除く、という人と、残響を調節するために入れてある、という人といました。
アンプ内蔵のリバーブタンクや単体のユニットを見ると、入っている物と無い物とありますね。
こびりついて残響しないのは本末転倒なので、ここは取り除き、スプリングを綺麗に洗浄。
今後のFender製品は、どんな表記になるのでしょうね・・・
真空管も測定器にてチェック、問題ありませんでした。
後ほど中古にて販売予定です。
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