Musicman Sterling Ray 34
Repair of the Day

Musicman Sterling Ray 34

ミュージックマンの廉価版 Sterling

ギター、ベースに限らず廉価版は木材、パーツ等多岐に渡る部分の仕様が安価になっています。
ピックアップやコントロール部分を交換する事で、かなり出音が変わると思います。
プリアンプ交換

今回は使用していないベースの電装部をそっくり移植したい、との依頼。
お持ち込みのベースを開けて見ると

aguilar のプリアンプ OBP-1TKが搭載されていました。

取り付け側のミュージックマンの中身は

bartoliniのXTCTが入っています。
電池ボックス

元の電池ボックスは9V仕様なので1個のみ。

今回は18V 電池ボックス2個での使用をご希望の為、穴あけ加工いたしました。
穴あけ

一旦ボール盤にて指定の深さまで仮に掘ります。

その後トリマーで加工。

綺麗に二つ並びました。

直列に電池スナップを繋いで完了。
プリアンプ ワイヤリング

aguilar のプリアンプは小さいのでポットの間に収まりました。

通常のジャックはモノラルですが、電池を使用する場合はステレオジャックになります。
プラグを刺すと接点が繋がって電池がオンになります。
ケーブルを抜けば電池が減る事はありません。
調整

ピックアップも元のベースについていたaguilar製の物へ交換。
こちらのほうが感度が高くプリアンプとの相性も良さそうです。

ピックアップ高さ調整、ネック、弦高調整を行い完了。
aguilar のプリアンプは小さいので、結構どんなタイプのベースにも取り付け出来そうです。
ギター、ベース等の修理は お気軽にご相談下さい。