Bass Repair of the Day
Moon JB / Preamp Replacement
かなり年季の入ったオールドMoonをオーバーホール依頼です。
写真では分かりづらいのですが、かなり1弦側にねじれていて、12フレット付近は
弦高が上がっております。
フレットはかなりボコボコで、交換がベストなのですが、研磨にて出来る限りの対応。
ねじれを直すべく、トラスロッドを一旦緩めて、少しねじれが戻ったところで軽くしめます。
その後丁寧に研磨し、高さ調整。
指板も数十年の跡がびっしり^^
徹底的にクリーニングします。
フレット研磨、指板クリーニング後。
ピカピカになりました。
ここ最近、20年以上前のバルトリーニプリアンプのついたベースが持ち込まれる事が
多いのですが、そのどれもが 出力低下、EQが効かない、ノイズが多い、等
寿命なのか劣化なのか、プリアンプの交換 依頼が多いです。
20数年前のものですから、新品に交換しましょう。
こちらが交換予定の、Baltorini TCT プリアンプと古くなったTBTプリ(手前)。
プリの形、ロゴも旧タイプの物ですね。
キャビティ内は導電塗料にてノイズ対策。
蓋を閉めた時、表から飛び込んでくるノイズを防ぐ為、蓋の裏にはアルミシートを。
POTの上にそのまま電池を収納しているケースが多いですが、ここも導電ウレタンフォームを
敷き、絶縁とクッション性を持たせます。
丁寧にワイヤリングを行い、キャビティ内に綺麗に収めました。
MIDコントロールは、一番右のトリムにて調整可能。
ベース、等の修理は お気軽にご相談下さい。
お願いいたします。