Amp Repair of the Day
Hughes and Kettner Triamp mkⅡ
先日ビデオでお見せしたケトナーのLEDモディファイ仕様。
実はそもそも真空管の調子が悪く、リペアに持ち込まれたのですが、作業中に誤ってネオン管を割ってしまいました。苦笑
ネオン管自体の交換はさほど難しくなかったのですが、ターンテーブルのLED改造で使用したLEDを流用出来ないかと思い、試作がてら組み込んでみたところ綺麗に仕上がった、というのが経緯です(笑)
出力が不安定でパイロットランプが点いたり消えたりする、とのことなので中を開けて点検。
するとコンデンサーの線が切れていました。アンプを開けて点検した時は線がコンデンサーに接触しているものの断線している状態でした。
今回はオーディオなどで使用されているドイツ製の電解コンデンサーを使用。
6.3Vも安定しています。
こちらのアンプは一か月を通してかなり使用頻度が高く、当店でも年に数度はメンテナンスしている個体です。
定期的に真空管テスターにてチェックを行い、交換・バイアス調整、等を行っています。
今回パワーチューブは、ケトナー純正からTube Amp DoctorのEL34Bへ交換しました。
本来ケトナーのバイアス調整はシャーシを反対にして、内部のバイアス調整用トリマを動かしながら値を揃えます。が、その時の写真を撮り忘れてしまったので^^
今回チャンネル切り替え時のポップノイズが増えてきたのでリレーも交換しました。
交換といっても、一番面倒な部類のシャーシなので、つまみ、ポット、基板、などなど、全てを外して基板裏側のはんだを吸い取り交換します。(すみません写真を撮り忘れました^^)
リモコンでご覧の写真のように、16色から固定の色を選べる他、ストロボ効果、フェード効果、など多彩な表現が可能です。
改造希望の方はお問い合わせ下さい。
#hughesandkettner #triamp #led #modify #spreadsound